花粉の季節だったり某ウイルスの関係で、学校や仕事中ずっとマスク着用が必要な状況になっています。
そんな時、人によってはマスクをかけ続けている耳が痛くなる事があります。
そうなると常に痛みを伴う状態になるため、相当なストレスになり何をするにも集中力が削がれてしまいます。
そこで今回は、マスク着用時に耳が痛くなる時に使える対策や応急処置についてご紹介いたします。
マスクで耳が痛くなる理由
マスクを着けた瞬間に耳が痛くなる人は基本的には居ません。
が、これが長時間となってくると、とたんに「耳が痛い」と感じられる方が急増します。
これにはいくつかの理由があります。
常に同じ場所に力が加わっている
マスクはその性能を発揮させる為に、ある程度顔に密着する様に作られています。
その方法として、耳にかけるゴム部分が少しキツくなる様に設計されています。
その為、一定の力が常に耳の同じ場所にかかる様になりますので、これが痛みが発生する原因となっています。
顔が大きい人の方が張力が強くなる
このマスクの長時間着用による耳が痛くなる現象は、実は人によってその痛みの度合いは異なります。
というのも、顔が大きな人ほどマスク本体と耳までの距離が長くなりますので、その分耳にかかる張力が強くなります。
そうなれば当然小顔の方に比べて耳への負担は大きくなりますので、顔が大きな人の方がマスク着用の痛みは出やすくなりますし、その痛みも強いものとなります。
マスクで耳が痛くならない為の対策について
マスクの痛みは悶え苦しむ様な激痛ではないものの、慢性的な痛みが伴うため、継続したストレスにさらされ続ける事になります。
こうなると、本当に集中力が切れやすくなるため、仕事や勉強の効率を考えのであれば事前に対策を講じておく必要があります。
ここからはマスクの痛み対策を3つご紹介します。
紐部部分が大きなマスクに変える
1つ目の対策としては、マスクの紐の部分が細いゴムではなく、厚めのゴムになっているマスクに変えるという方法です。
こういったタイプのマスクであれば張力という部分では変わりはありませんが、耳の裏に接地する面積が増えるため局所的に力が掛からず、紐部分の面積全体で力の分散が可能となります。
その為、マスク自体の性能はそのままに耳の痛みを和らげる事が可能となります。
耳の接地面用のカバー
2つ目の対策としては、耳の裏につける事ができる保護カバーを導入するという方法です。
マスク着用が常識になった今では、各社マスクをより快適に使用できるグッズを発売しており、この耳裏を保護するカバーもそのうちの一つです。
こういった商品はシリコンなど洗って繰り返し使用する事ができる商品ですので、意外とコスパも良い対策となっています。
頭の後ろで固定できるアタッチメント
3つ目の対策としては、マスクの紐部分に装着できるグッズで、これを使う事により耳ではなく頭の後ろでマスク&紐を固定できる様になる商品を使う方法です。
これを使えば、そもそも耳にマスクの紐をかける必要がなくなり、より広い面積を持つ頭の後ろ〜首の部分を使用してマスクを固定する事が可能となります。
ちなみに、私もこのタイプの商品を購入しました^^
補足
このタイプの商品は、実は100均で購入することも可能です。
もちろん全ての100均で販売されているかは店側の品揃え次第ではありますが、100均で購入する事ができれば大きなコストカットが買おうとなります。
耳が痛い時の応急処置
とはいえ、普段はマスクをしていてもそこまで痛くならないが、突発的な残業などで普段よりも長時間のマスク着用を強いられて、耳が痛くなることもあります。
そういった場合には、マスク用のグッズを購入する暇はありませんので、その場で出来る応急処置をご紹介します。
耳の後ろにティッシュを詰める
1つ目の応急処置は、耳の後ろにティッシュを詰めて、その上にマスクの紐をかけるという方法となります。
この方法はマスクの痛みを緩和する最も手軽な方法ではありますが、いかんせん見た目が悪くなりやすい方法ですので、お偉い方との会議やお客さんの前に出る仕事では使いずらい方法ではあります。
なので、そういった見た目の面で問題がないという方にのみオススメできる応急処置です。
マスクの紐で延長させる
2つ目の方法は、別のマスクの紐を使って、今使っているマスクの紐を延長して頭の後ろで固定するという方法です。
この応急処置を行うには、今自分が使っているマスクに加えて、もう一つダメになっても良いマスクが手元にある必要があります。
具体的な方法としては、不要なマスクの紐を片方ちぎります。
そして、その紐を自分が使っているマスクの紐に結びつけて延長させ、それを頭の後ろで固定させるという方法となります。
まとめ
マスクの長時間の着用は、人によっては耳が痛くなる事があります。
特に顔が大きな人は一般的な人よりもその傾向が強くなりますので、何かしら対策を講じなければ平日の日中はずっと痛みのストレスにさらされる事になります。
これを回避するには、そういったマスクの痛みを緩和できるグッズだったり、そういった設計で作られているマスクを選択して購入する事が有効的な手段となっています。
他にも応急処置的にマスクの紐を延長させる方法もありますので、状況に合わせて最適な手段を講じていただければと思います^^
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