特に風邪を引いた訳でもないのに、最近寝起きのタイミングで胃痛を感じる様になった。
何なら少し吐き気もするし、胃が張っている感じもする。ひどい時は夜中に胃痛で目が覚めてしまう程で睡眠不足になることも。
そんな悩みを抱えていると、ある日この早朝の胃痛の正体と対策方法が判明したのです。
そこで、今回は同じ様な悩みを抱えている方のために、私が行った胃痛改善策などをご紹介いたします。
早朝胃痛の正体は逆流性食道炎
まず、結論から言いますと、この胃痛の正体は「逆流性食道炎」でした。
なぜこの症状が逆流性食道炎だと判明したかというと、まさかの親父が同じ症状で苦しんだ事があったのですw
逆流性食道炎とは
この逆流性食道炎という言葉を聞いた事がある方は意外と多いと思いますが、実はそこそこの割合でこの逆流性食道炎になっている方がいるのです。
この逆流性食道炎というのは、まぁ読んで字の如くなのですが、胃から出ている胃酸が逆流して食道を焼いてしまう症状のことを言います。
また、胃が張ったりゲップが出たり胸焼け、吐き気を催すこともあるのが逆流性食道炎の特徴です。
特に就寝時の様に、体が並行になっている時に胃酸が食道に逆流しやすくなります。
逆流性食道炎になる原因
この逆流性食道炎になるには、いくつかの要因があります。
逆流性食道炎の原因
- 肥満
- 加齢
- タバコやお酒
- 暴飲暴食後にすぐに寝る
私の場合は酒やタバコはしないのですが、このコロ助で在宅勤務になった事で体重が一気に15kgも増えてしまった事が原因でしょう(汗)
他にも、前屈したり逆立ちした時に一気に吐き気を催す場合は、私と同じ逆流性食道炎の可能性超大でしょうw
逆流性食道炎の対処法
この逆流性食道炎ですが病院に通うなどの対処法が存在します。
もちろん病院という手段が一番確実ではありますが、仕事の関係でなかなか通院が難しいという方もいると思いますので、今回は実際に私が行ってかなり楽になった対処法についてご紹介いたします。
薬で胃酸の抑制&保護
まず初めに行った事は、就寝前に市販の薬を飲む事で胃酸を中和して胃を保護する事です。
これは実際に私が処方している薬と同じものなのですが、これを飲んでから寝るのとそうでない日はかなり違いがありますので、特に夜中に胃痛で起きてしまうという方には超おすすめです!
個人的に色々試して一番効果が出ている様に感じた飲み方は、寝る瞬間に処方する事です。
飲んでからしばらく経って歯磨きなどをしていると、その間に薬が胃を通過している様に感じ、夜中も効果が薄まっている様でした。
しかし、寝る直前に飲む事で、胃に移動した薬が溶けた水分がしばらく胃に滞留してくれている感じがし、実際に翌日の寝起き時の腹痛具合に大きな違いがあるのです。
専用の枕を使用する
逆流性食道炎は前述でもご紹介のとおり、体を並行にした状態でいると如実にその症状が出てきます。
しかし、机などに突っ伏して寝るとなると体勢的に全く体が休まりません。
そこで活躍するのが、逆流性食道炎の方が使われているという三角形のクッションです!
使い方はそのままではありますが、上半身が少し傾斜になる状態で寝る事で重力が働き、胃酸の逆流を抑えるというものです。
これが思った以上に効果があり、しばらくの間は薬無しでは熟睡できませんでしたが、この枕を使用し出してから薬無しでも寝起き時に腹痛を感じる事がなくなりました。
寝起きの胃痛まとめ
以上が早朝に胃痛が起きる原因やその対処方法のご紹介となります。
実際にこの逆流性食道炎になっている方であれば分かると思いますが、のたうち回る程の痛みではないものの、凄まじくストレスを感じる痛みや胸焼け感は精神的もかなり負担になりますので、普通に日常に影響が出てしまいます。
それが原因で夜中に起きてしまうレベルの方は、シンプルに健康にも悪影響となりますので、放置せずに何かしらの対策を講じる様にしましょう!
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