格安スマホのワイモバイルですが、申し込みに関しては店頭に加えて、オンラインで申し込みする事が可能です。
しかし、解約に関しては少し事情が異なります。
そして、解約の際には注意しないとお金がかかってしまう注意点もございますので、今回はそれらをまとめてご紹介したいと思います。
ワイモバイルの解約方法
では、早速ワイモバイルの解約方法についてご紹介していきましょう。
解約ができる場所
まずは、解約ができる場所のご紹介です。
冒頭で申し込みができる場所は、店舗だけではなくオンライン上でも可能とお伝えしましたが、残念ながらワイモバイルの解約に関してはオンラインでの手続きはできないのです。
すなわち、面倒ですが店舗へ出向いて解約の申請書に記入を行う必要があるのです。
なお、大型の家電量販店などにワイモバイルのブースが入っていますが、その中にはワイモバイル運営ではなく家電量販店運営のブースの可能性があり、その場合は店舗であっても解約ができない可能性があります。
なので、ワイモバイルの解約を行う場合は、二度手間にならないように事前にワイモバイル公式で案内されている店舗まで行くようにしましょう。
持参するもの
続いては解約の際に、店舗に持っていくものをご紹介いたします。
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基本的に持参するべきものは、上記の3点のみで大丈夫です。
後述しますが、解約の際に費用がかかる場合については、現在設定されている支払い方法での清算となりますので、当日に店舗でお金を払う事は原則ありません。
なので、わざわざ銀行でお金を下ろしておく必要はありませんので、その点はご安心ください。
MNP予約番号の取得は来店は不要
なお、上記の内容はあくまでも「解約のみ」を行う場合の方法となります。
なので、MNP(乗り換え)に伴う解約の場合は、もちろん店舗でも受付可能ですが電話でも行う事が出来る手続きですので、わざわざ来店される必要はありません。
その際の電話番号はワイモバイルの携帯からであれば、151に電話をかければカスタマーセンターに繋がるようになっています。
また、固定電話や他のスマホからの電話の場合は、0570-039-151に電話をする事でカスタマーセンターに電話する事が可能です。
どちらの場合であっても、センターの営業時間は年中無休で9:00~20:00までの受付となっていますので、仕事終わりなどに電話しようとされる場合は、終了時間には注意しておきましょう。
※あまりにも長引く場合は、切れてしまう可能性があるかも?
解約で発生する費用
続いては、上記でも少し触れておりますが、解約の際に費用が発生する場合がございます。
その際にかかる費用として、可能性があるのは以下の4点でございます。
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ワイモバイルの解約金
他のキャリアでもよく見かける制度ですが、契約から2年の間に解約をしてしまうと2年縛りという規約違反という事で、違約金(契約解除料)が発生します。
これはワイモバイルでも同様の制度となっていますので、更新月(解約月とも言います)以外の期間で解約してしまうと、違約金として9,500円(税別)の支払いが必要になります。
なお、この解約金が発生するタイミングには注意が必要で、契約から2年目以降はいつでも解約できるという訳ではありません。
契約から2年後に当たる月とその翌月のみが違約金の発生しない期間となり、それ以降は再度2年縛りの期間がスタートしてしまうのです。
機種代金の残債には要注意
2つ目の解約時の発生費用としては、機種代金の分割残債が考えられます。
通常、ワイモバイルでスマホ(携帯)本体も一緒に契約される場合は、その本体代金は24回払いの分割で支払う設定にされるでしょう。
これは、仮に24ヶ月未満で解約されれば、当然その残りの分割代金の残債は支払い義務のあるものですので、残債を一括で支払うことになるのです。
なお、基本的に残債は一括払いとなりますが、難しい場合は解約時に相談する事で分割対応も可能となっています。
オンラインストア限定のキャンペーン規約
3つ目の費用としては、オンラインストアで展開されている特別割引に対する契約期間の違約金です。
ワイモバイルの公式オンラインでは、通常の店舗契約では適用できないような特別なキャンペーンや割引が適用された機種が存在します。
代表的なもので言えば、ワイモバイルのアウトレット機種が該当します。
こういった激安スマホに多いのは、「購入サポート」と呼ばれる縛りで、通常の2年契約と同じ期間適用されるもので途中で解約を行うと逓減型解除料金として最大2万円の違約金が9,500円とは別途必要になります。
この「最大」という言葉がミソで、契約期間が2年に近づけば近づくほど違約金は少なくなっていくもので、契約初月などに解約された場合なんかに2万円が必要になるという意味です。
なので、普通に利用していればそんな高額な金額が必要になる事はありませんので、ご安心ください。
なお、「購入サポート」の2年縛りに関しては一度2年が経過してしまえば、それ以降はどのタイミングで解約されても「購入サポート」に対する違約金は発生しません。
その他のキャンペーンに対する違約金
4つ目のワイモバイル解約時に発生する可能性がある費用としては、店舗などで独自に展開されているキャンペーンの違約金です。
基本的に、ワイモバイル全社として共通して行なっているキャンペーンは、公式オンラインでのみ適用されているものですので、店舗や家電量販店では公式キャンペーンが適用されない可能性があります。
その代わりに、店舗ごとに独自のキャンペーンを展開する事ができ、そのキャンペーンの条件なども店舗ごとに決める事ができるのです。
なので、B店舗で他の店舗にはない超絶お得なキャンペーンがあった場合は、なにかしら契約期間の縛りなどが設定されている可能性があるので、契約の際は十分に確認されてから申し込みするようにしましょう。
ワイモバ解約の最適なタイミング
以上のことからワイモバイルの解約は、タイミングを間違えると色々な費用が発生する可能性が存在します。
もちろん、これは他のキャリアでの契約でも同じ事が言えるので、ワイモバイルに限った話ではありません。
しかし、ワイモバイルの場合は月額の安さと品質の良さのバランスが売りのキャリアですので、折角お得に使っていたのに解約時にお金がかかるのは勿体無いので、解約する場合は可能な限りお金がかからない状態で解約したいものです。
その点、ありがたいことにワイモバイルでは契約から2年ごとその翌月の更新月に解約すれば、基本的に解約時にかかる可能性のある費用を全て回避できるように設定されています。
したがって、ワイモバイルの解約を行う場合は、この更新月の期間を狙って解約することで最後までお得に利用する事が可能となっています。
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