なにやらWeWork問題で「SoftBankが倒産するかも」的な噂がちらほら飛び交っていますね(汗)
もし、これが本当に起こってしまった場合、何が困るかというとSoftBankが運営しているワイモバイルもサービス終了してしまう事です。
私が現在ワイモバイルユーザーですので、もしもの時の為にMNP先などを今のうちに検討しようと思います。
SBが倒産してもワイモバイルが残る可能性も
ただ、仮にソフトバンクが倒産したとしても、それに伴ってワイモバイルも100%サービスを終了するかというと、実はそう言い切る事は出来ません。
というのも、ソフトバンク自体が倒産したとしても、携帯事業自体を他社に売却などする事により、ユーザーへ影響が出ない様にされる可能性があるからです。
特にソフトバンクといえば、今や日本では3大キャリアの一つとなっていますので、これが無くなるとなると社会全体でもかなりの混乱を招く事になるでしょう。
そうなると、各方面で損害が出てしまう事になりますので、関係各社、場合によっては国も一緒に何らかの対策を行う事も考えられますので、これに関しては現状では何ともいえない部分となります。
ワイモバイルが終了した際の代わりはどこが良いか
それでは、もし今後ワイモバイルが終了してしまった場合、どのキャリアにMNP(乗り換え)するのが一番無難なのか、どこが一番似た様な条件で利用する事が出来るのかをご紹介していきましょう。
ワイモバイルと同じ水準を選ぶべし
まず、どのキャリアにするかを選ぶ際に基準とするべき項目を見ていきましょう。
スマホのキャリア選びであれば、基本的に「月額」と「通信の質」の2点を見るべきでしょう。
そして、この2つの項目に関して、ワイモバイルの立ち位置としては以下の図の通り3大キャリアと超格安スマホの間に位置しているキャリアとなります。
なので、通信の質と月額をワイモバイルと同じ品質のものを選ぼうと考えるのであれば、UQモバイルか楽天もバイルの2つから選ぶ方が良いでしょう。
楽天はヤバい
ただ、この2択の一つである楽天モバイルですが、現状では全くもってお勧めできないキャリアとなっているのです。
というのも、前述の通り楽天モバイルの月額と通信品質自体はワイモバイルと同じ水準なのですが、楽天モバイルには圧倒的に足りていないものがあるのです。
それは「基地局の数」なのです。
基地局の数はスマホとしての機能を使う上では一番重要な項目となりますので、そもそもの話これが不足している状態では他の項目が良質であっても、スマホとして全く機能しなくなってしまうのです。
アンケート回答完了
・自宅で使えない
・駅周辺でも小さな店舗では使えないことが多い
・区役所や出張所など公共施設で使えない
・地下鉄でトンネルから屋外などで通信が切れる
・地下鉄で駅からトンネルで通信が切れる
・タクシー移動で切れる
・使えない#楽天モバイル #無料サポータープログラム— きくりん© (@kikurinnnico02) December 13, 2019
他にも、行政指導も複数回行われていることから、メイン回線としての利用は絶望的だと思われますね(汗)
総務省、楽天モバイルに4度目の行政指導 安定的かつ円滑なサービス求める https://t.co/rLmgiJusa6
10日の午前8時30分ごろから11時15分ごろにかけ、「無料サポータープログラム」として10月から提供している携帯電話サービスで通信障害が発生。音声通話やデータ通信が使えない状態になった。— ジュネス (jyunesu) (@jyunesu_) December 14, 2019
UQモバイルが一番無難
この様に、ワイモバイルと同じ立ち位置にある楽天モバイルではスマホで一番重要な通信の面でかなり痛い状況になりますので、自然と選択肢としてはUQモバイル一択になってしまうのです。
ワイモバイルの場合は、昼間や夕方に通信の混雑が起こる可能性は3大キャリア並みに低く、UQモバイルの場合はそれよりも可能性は少し高いです。
が、実際に利用されている中でそう言った通信の渋滞時間に遅くなったという口コミはかなり少ないので、そのデメリットはほとんどないものと考えて大丈夫です。
加えて、プランや月額に関してはパクリではないかと思われる位に同じ仕組みになっていますので、ワイモバイルからUQモバイルへのMNPは基本的な部分は全て名称が変わっただけと思えば大丈夫です^^
UQモバイルへのMNPでの注意点
それでは、ここからは実際にワイモバイルからUQモバイルへのMNPを行う上での注意点についてご紹介しておきましょう。
細かい部分ばかりとなりますが、地味に重要なポイントが多いので事前にしっかりと確認しておきましょう。
ワイモバイルで購入の機種を継続利用する場合
UQモバイルにもワイモバイルと同様にsimのみ契約がありますので、対応機種であればスマホ本体をUQモバイルに持ち込んで使うことが可能です。
が、ワイモバイルで購入したスマホ端末をUQモバイルで利用するには、先にワイモバイルでそのスマホのsimロック解除を行う必要があるのです。
スマホ本体の支払いが完了していれば、simロック解除はMy Ymobileで無料で行うことが可能です。
このsimロック解除が完了していない端末の場合、UQモバイルのsimを差し込んでも不具合でまともに使えませんので、UQモバイルのsim契約にMNPする場合は注意しましょう。
ネット回線の割引が消える
2つ目の注意点は、ワイモバイルのスマホと一緒にSoftBank Airやソフトバンク光を契約している場合に適用される「おうち割」について。
これは当然ながら、スマホとネット回線を一緒に契約していることで適用される割引ですので、どちらか片方でも解約されると割引自体も消失してしまいます。
ヤフーのプレミアム会員が有料になる
そして、ワイモバイルのスマホを利用することで受けられていた割引の中には、ヤフーのプレミアム会員が無料になるという特典も含まれています。
これは私も地味に重宝している特典で、特にヤフオクを利用される方には必須のものとなります。
なので、ワイモバイルからUQモバイルへMNPする場合はこの特典も消えることになりますので、継続してプレミアム会員でいる場合には462円/月の利用料が発生することになります。
10分の無料通話が無くなる
ワイモバイルユーザーがUQモバイルへMNPする際に、一番痛いと感じる点が「10分無料通話」が無くなるという点でしょう。
これはワイモバイルユーザーの過半数以上の方が重宝しているであろう特典ですので、短時間通話を頻繁に行う方にとっては結構な痛手になることでしょう。
ただ、別途700円/月のオプションに加入することで、同じ内容である10分無料通話を利用することが可能となります。
キャッシュバック有りの代理店で契約
そして、最後の注意点としては、公式サイトや路面店で契約するのではなく、キャッシュバックが特典として用意されている代理店で契約するということです。
もちろん、公式サイトで契約することに対するマイナスポイントはありませんが、キャッシュバックがある代理店で契約するデメリットはMNPの場合では存在しませんので、確実にこちらの方が得になるのです。
代理店ではのデメリットはUQモバイルユーザーが機種変更できないという点のみです。
プランも特殊なものでなければ公式サイトと同じ内容で契約でき、プラン料金も同一のものですので、単純にキャッシュバックが追加で受け取れるという申し込み先となります。
まとめ
もし、ソフトバンク株式会社が倒産する様な事態になった場合、ソフトバンクやワイモバイルの携帯サービスがどの様になるかは運次第となるでしょう。
しかし、万が一ワイモバイルが終了する様なことになった場合は、同じ様な条件と品質で新しい契約先を探す必要が出てきます。
その場合は、ワイモバイルとほとんど同じ内容でサービス展開されているUQモバイルにMNPが一番ストレスなく移行できる申し込み先となるでしょう。
もちろん上記でご紹介している様な注意点はありますが、他の低品質なキャリアで甚大なストレスを受けたり、高額な大手キャリアに契約する必要もなくなりますので、確実に一番最適な乗り換え先になることでしょう^^