ワードプレスに特化したwpXサーバーは、サイト表示速度も早く値段もリーズナブルなことから、個人的にかなりメリットを得られるサーバーだと感じていました。
しかし、あるトラブルを機にその評価が一転してしまったのです。
そこで今回は、wpXを契約する上で知っておくべき大きなデメリットについてご紹介いたします。
真昼間に接続できない?
まず一つ目は、おそらくはwpXサーバー側のエラーだとは思いますが、真昼間にサイトが表示できないエラーが出ていたのです。
もちろんドメイン関連には何の問題もありませんでしたし、そもそもwpXサーバーの公式サイト自体が開く事ができないという状況でしたので、十中八九サーバー側のエラーだったと推測できます。
ただ、これに関しては気付いてから数分で復旧されていましたし、TwitterなどのSNS上でも何のツイートも上がっていなかった所を見ると、本当にものの数分のみのエラーだったのでしょう。
ちなみにwpXサーバーは定期的にサーバーのメンテナンスを行っておりますが、基本的には早朝に行われますので、この昼間のサーバー停止はそういった報告付きのメンテナンスとは無関係のものです。
結局、この数分間の接続不可に関するお知らせ等は前にも後にも掲示される事はありませんでした。
凍結関連がエグい
2つ目のデメリットはサーバーの凍結問題です。
今回この記事を書こうと思ったきっかけがこの凍結問題で、この記事をアップする数分前にまさにこのサイトも凍結されてアクセスできない状態にされていたのです。
凍結自体は悪ではない
先に断っておくと、真っ当な理由でのサーバー凍結に関しては、私自身も悪とは思っていません。
凍結されるからには、料金の未納だったりサーバーを悪用していたりと契約に違反する行為があったからでしょうから、企業側としても凍結して当然だと思います。
なお、今回私がwpXサーバーのサーバー凍結をされた理由は、登録しているクレジットカードの使用期限が切れていた事による料金の未払いです。
ただ、問題は「凍結」ではなく「凍結に至るまでの過程」だと感じています。
猶予は0秒
私が今回のwpXサーバーの凍結で問題視しているのは、クレジットカードの自動引落処理が失敗した時からサーバーの凍結に至るまでの時間です。
その時間、なんと0秒w
数日とは言いませんが、せめて24時間後とか多少の猶予はあるものだと思っていました。
幸い、私の場合は在宅勤務でしたので、すぐにメールに気づいて新しく更新されたクレジット情報を入力しました。
が、再登録を行っても凍結が解除されるまでに20分程度は時間がかかりましたので、その間は当然wpXサーバーで管理している全サイトの全ページが表示できない状態です。
停止までは0秒なのに復旧には20分て。。。
これ、すぐに気付けたから良いけど、夜まで確認できない方や数日に一回しかメール確認しない人とかは大惨事になってしまうのでは?
回避は難しい
今回の凍結問題は、そもそもクレジットカードの更新が出来ていなかった事による事件です。
しかし、クレジットには基本的に有効期限が設定されていますので、正直に言うと次回の更新時にも同じ様な事になってしまう自信があります。
では、これを回避する方法は何かないかと考えた所、銀行振替にしてしまえば口座に有効期限はないので、「回避できるのでは?」と考えました。
が、残念ながらこの方法も自動引き落としの対象外という事で、手段としては用いる事ができませんでした。
という事で、私の場合はこのサービスを使い続けている限り、数年に一度ほぼ確定でサーバー凍結に合うという事になるのです。。。
こちらに非がないのに凍結?
これを紹介するとwpXサーバーのアンチみたいに見えるかもしれませんが、気になる投稿があったので、一応ご紹介しておきます。
現在は再度同じクレカを登録し直し、手動入金もして、問題なくウェブサイトは表示されるようになっている。
メインのサイトではなかったものの、メインの多いサイトで使っていたらこの数時間が直接損失につながる。
決済不能から凍結まで一定期間を設けていないサーバーは使わない方がいい#wpx— 松本昭彦 (@cccoltd) August 1, 2021
wpXの支払いをSMBCカードに設定していたところ、08/01の支払い(07月利用分)がNGに
これまでも毎月支払っていた
同じ金額
利用限度額にも余裕あり
有効期限内
なんだけどすぐにサーバー凍結されるから、本番環境ではちょっと怖い
同じクレジットカードで再度登録ができ、支払い完了、凍結も解除— スズキ@鈴木コンシェルジュ😎 (@acogale) August 1, 2021
今回の私のケースは、無慈悲な対応ではありますが私に非があるのですが、中には自分に非がないのに数時間の凍結により機会損失を被ってしまったユーザーもいるそうです。
まとめ
以上が、実際に私がwpXサーバーで契約しているアカウントで起こったデメリットと感じる2つの問題についての紹介です。
急な接続不可も秒速サーバー凍結も、そこまで大きな収益を上げていない個人ブログであればまだ被害は少ないですが、これが一般企業やECサイト、GoogleやYahooに広告を出稿しているドメインを積んでいるサーバーだった場合はとんでもないマイナスに繋がりかねません。
また凍結や表示できない時間が長すぎると、これまで頑張ってきたSEOにも大打撃を与えてしまう事になりますので、wpXサーバーさんには他のユーザーも言われている通り凍結までに一定期間を設けて欲しいものです。
数時間経っても管理画面は凍結されたままなの、何とかして。。。