ワイモバイルは1年後に高くなる？ワンキュッパ割の仕組みついて

ワイモバイルのスマホの月額の特徴の一つに、契約から1年後に月額が高くなるというものがあります。

これは、厳密に言うと「高くなる」のではなく、それまで適用されてきた「割引がなくなる」という表現が正しいものとなります。

このポイントについては少し混乱しやすい部分ですので、その割引であるワンキュッパ割についてご紹介させていただきます。

ワンキュッパ割の仕組み

それでは早速、契約から1年後にワイモバイルの月額が高くなってしまう要因であるワンキュッパ割についてご紹介していきましょう。

まずは、ワンキュッパ割の割引金額について見ていきましょう！

このワンキュッパ割は、ワイモバイルのスマホプランの月額に対して適用される割引で、毎月1,000円/月の割引額となっています。

なお、これは税抜き表記ですので、税込で見る場合は1,080円/月の割引となるのです。

そして、この割引で一番重要なのは、その割引の適用期間です。

ワイモバイルではいくつかの割引制度があり、それぞれ割引適用期間が別々となっています。

特にワンキュッパ割に関しては、ワイモバイルが1年後に高くなると言われている原因になっているように、1年間のみの割引となっているのです。

ワイモバイルのキャッチフレーズの中に「イチキュッパ」という言葉がありますが、これはスマホプランSの元々の月額が2,980円であることに対して、ワンキュッパ割の1,000円/月引きが適用されることで1,980円/月という月額で利用できますよというキャッチフレーズだったのです。

つまり、最初の1年間はワンキュッパ割により本来の月額より1,000円/月安く使えて、それ以降は本来のスマホプランの月額で利用する事になるのです。

なお、このワンキュッパ割ですが、適用対象外となるケースも存在しています。

ワンキュッパ割対象外

まず、上記でも少し触れましたが、ワンキュッパ割はあくまでもスマホプラン向けの割引ですので、ガラケーやポケットWi-Fi向けのプランには適用されません。

また、１契約につき1回のみの適用となりますので、機種変更を行なった場合でも同じ1契約とみなされますので、ワンキュッパ割は適用されませんので、ご注意ください。

上記がワイモバイルで契約したら1年後から高くなると言われる仕組みです。

が、契約の内容次第では契約から2年後にも月額が変動する可能性もあるのです。

その可能性とは、スマホの本体もワイモバイルで購入して、そのスマホの分割代金に月額割引という割引が適用された場合です。

この月額割引は契約から２年間適用される機種本体代金の分割代金に対して適用される割引で、24回払いの支払い終了とともに割引適用も終了します。

ハリー

月額割引の詳細については、また別の記事でご紹介させていただきますね^^

よって、ワイモバイルでスマホの契約を行なった場合は、契約から1年後と2年後で月額が変動する可能性が出るのです。

以上が、ワイモバイルで契約した場合に月額が変動する仕組みとなります。

冒頭でも少し述べましたが、上記の通り月額が高くなるのはそれまで適用されていた割引が終了した為に起こる価格変動ですので、一見すると月額が高くなって損しているように見えてしまうでしょう。

しかし、実際のところは元々の月額から1,000円/月も割引が効いていた状態ですので、むしろ得していた事になるのです。

ワイモバイルと同格のUQモバイルでも同様に、1年目には1,000円/月割引が適用されており、それ以降は割引がなくなり月額が1,000円/月高くなったように感じてしまうので、ぶっちゃけ気にしなくて良い部分なのです。

最後に私がワイモバイルで契約しているsim単体契約（MNP）の月額の推移をご紹介して終わろうと思います。

私は現在sim単体契約でワイモバイルを利用しており、プランはスマホプランSを利用しています。

ソフトバンク光との併用によるおうち割もありますが、今回はややこしくなりますのでその割引は割愛します。

なお、現在simを公式オンラインストアで契約すると特別割引が適用されて、上記の月額よりも安くなるようですので、sim契約で検討されている方は公式オンラインストアで契約されることをお勧めいたします。