2023年に新しく販売開始されたiPhone15シリーズ。
今までのiPhoneシリーズにはない新しい仕様も相まって割と機種変更を行う人も多い一方で、発熱問題やバッテリー消費問題で様子見する人の2極化が見られましたが、私はiPhone12から機種変更を行いました。
そこで、今回はiPhone12からiPhone15Plusに機種変更して変わったこと、良かった点悪かった点などをご紹介しようと思います。
iPhone15シリーズの特徴
まずは簡単にiPhone15シリーズの特徴についてご紹介しようと思います。
iPhone15シリーズ
iPhone15は例年通り、全部で4つの機種で展開されています。
- iPhone15
- iPhone15 Plus
- iPhone15 Pro
- iPhone15 ProMAX
もちろん、それぞれの機種でカラーやメモリ容量がそれぞれ展開されていますので、そこまで合わせると全部で54通りとなります。
詳細はApple公式サイトで比較・確認ができます。
iPhone15シリーズで変わったこと
このiPhone15シリーズでは、過去のiPhoneシリーズとは異なるポイントがいくつか存在します。
USB Type-Cに対応
一つ目の変更点は、何と言ってもUSB Type-Cに対応になったことです。
今まではライトニングケーブルという今ではiPhoneやAirPodsの充電にしか利用できず、普及しているUSB Type-Cでは充電できないという縛りが存在していましたが、今回のiPhone15シリーズではこれが改善された形になります。
ただ、上記でも記載の通りAirPodsの充電にはライトニングケーブルを利用していますので、ここの変更ができるまでは今しばらくライトニングケーブルのお世話になることになります。
Proシリーズは素材がチタンに
iPhone15シリーズの中でもProとProMAXに関しては、スマホ本体に使われている素材も変更があります。
それは時代が脱炭素、カーボンニュートラルを推奨していることも影響してか、今までのステンレスとは異なるチタンを採用する様になりました。
※ iPhone15とiPhone15Plusはアルミのままです。
処理性能の向上
今回のiPhone15シリーズでは、新しいA16/A17Proチップが搭載されましたので、従来のiPhoneシリーズよりも処理能力が向上しています。
それにより一部発熱問題が話題になりましたが、ここはOSアップデートにより改善された様です。
iPhone12との差
それでは、ここからはかなりピンポイントな話題になりますが、iPhone12からiPhone15Plusは全くの別物ですので、その差について紹介いたします。
なお、ここで紹介する内容に関しては、今までの使っていたiPhone12の状態によって個人差が生じる部分もありますので、その点についてはご了承ください。
バッテリー容量が桁違い
まずは、バッテリー容量で大きな差があります。
iPhone12は新品の状態でもビデオ再生時間が最大17時間なのに対し、iPhone15 Plusでは最大26時間、つまり約1.5倍と大幅に向上しています。
もちろんこの数字はお互いに新品状態での話ですので、何年も使用してバッテリーが劣化しているiPhone12と比較すると、その差は歴然でしょう。
画面サイズ
iPhone12は6.1インチに対し、iPhone15 Plusは6.7インチと一回り大きな画面サイズとなっています。
ちなみに、iPhone12 ProMAXも同じく6.7インチとなりますので、ここと比較すると画面サイズの規格としては同じではあります。
画面サイズの差に関しては後述しますが、メリットデメリットがありますので、一概に大きい方が正義という訳ではありませんので、その点は注意する必要があります。
処理能力
個人的にiPhone12との差で注目していたのが、A16チップによる処理能力の向上です。
ここも後述で詳細をご紹介しますが、私の場合はスマホゲームの中でも高い処理能力を要求するゲームを遊んでいますので、ここが大幅に強化されるiPhoneはそれだけでかなり魅力的に感じていました。
充電ケーブル
前述でもご紹介の通り、iPhone15 PlusはUSB Type-Cに対応となりましたので、Apple製品の充電専用のライトニングケーブルではなく、Macbookや他社製品にも利用できるUSB Type-Cケーブルで充電できるようになりました。
これにより、ケーブルを1種類にまとめることができる環境になりました。
また、充電目的ではなくイヤフォンやiPhoneの内のデータ移行を有線で行う場合であっても、より普及率の高いUSB Type-Cで行うことができる様になりました。
iPhone15Plusに機種変更して変わったこと
それでは、実際にiPhone12からiPhone15 Plusに機種変更して変わったことを順番にご紹介します。
頑張れば2日はバッテリーが持つ
1つ目は何と言ってもバッテリーが大幅に向上したことにより、夕方にバッテリー切れにならなくなったことです。
iPhone12の時は、そもそもの容量以前に劣化による最大バッテリー残量が少なくなっていましたので、通勤・昼休憩・帰宅の時間にゲーム等のアプリを起動すると、家に着く頃には充電が無くなっている状態でした。
最悪の場合は帰りの時点で電源が落ちるというケースもありましたが、iPhone15 Plusにする事でこのバッテリー問題とは無縁になりました。
それどころかゲーム等の起動時間が少ない日は、2日間はバッテリーが持つくらいの大容量になりましたので、残量を気にせずスマホを触ることができる様になりました。
充電ケーブルの持ち運びが不要になった
2つ目は、充電がUSB Type-Cになったことで、普段からライトニングケーブルを持ち運ばなくても良くなったことです。
平日は出社して仕事していますが、社用スマホの充電もUSB Type-Cですので今回の機種変更で社用スマホ用のUSB Type-CでiPhone15 Plusの充電も可能になりました。
特に宿泊が発生する出張がある場合には、ただでさえ持っていくケーブル類が多いので、1本でも減らせることに感謝しかありません。
YouTube視聴が快適になった
3つ目は画面サイズが大きくなったことにより、YouTube視聴が快適になった点にあります。
特に細かい字幕などを読む必要がある動画を視聴する場面では、文字が見やすくなり劇的に改善されました。
ただ、自宅ではiPadがありますので、流石にそちらには快適度は劣りますが、それでもiPhone12時代と比べればかなり快適になりました。
ゲームがサクサク遊べる様になった
そして4つ目はA16チップに性能が向上したことによって、処理能力を要求されるスマホゲームのプレイ環境は劇的に改善しました。
具体的には原神でのプレイ環境の変化が著しく、iPhone12の時は画質を上げるとカクカクでまともに遊べない状態でしたが、iPhone15 Plus
に機種変更した後はそう言ったカクカクとは無縁のプレイ環境になりました。
ただし、一つだけデメリットがありました。それは画面が大きくなったことで横持ちゲームの中央付近のボタンにタップしにくくなってしまった点です。
この唯一のデメリットの除けば、今回の機種変更は大正解と言えるでしょう。
まとめ
以上が、iPhone12からiPhone15Plusに機種変更して変わったことのご紹介となります。
iPhone15Plusは今回256GBの容量を購入したので15万円とそこそこの出費になりましたが、その代わりに多くの快適さを入手することができましたので、個人的にはこの価格に見合ったメリットはあったと感じています。
それにApple製品はリセール価格が落ちにくいという特徴もありますので、機種変更で不要になったiPhone12を4万円台で売却できたので、実質の手出しは11万円強で済ますことができました。
もし、同じ様な状況でiPhone15シリーズへの変更を検討されている方がいましたら、この記事が少しでも参考になればと思います。