よくスマホとインターネット回線をセットで契約すると割引が適用されるキャンペーンがあるかと思います。
そういった割引は主に三大キャリアの特権かと思われていましたが、実はワイモバイルにも毎月の月額に割引を適用できるネット回線が存在していたのです。
そこで、ここではワイモバイルの月額が安くなるネット回線についてご紹介いたします。
ワイモバイルの割引ができるネット回線
では早速、ワイモバイルのスマホの費用に割引が適用されるネット回線をご紹介いたしましょう。
ズバリ、それは以下の2つの回線です。
ワイモバイルはソフトバンクのサービス
すでにご存知の方もいるかと思いますが、ワイモバイルの運営元は実はソフトバンクだったのです。
なので、ワイモバイルもソフトバンク光・SoftBank Airも両方とも同じソフトバンクが提供しているサービスなのです。
つまり、auのスマホユーザーとau光の組み合わせやdocomoスマホとドコモ光の組み合わせの様に、ワイモバイルとソフトバンク光or SoftBank Airの組み合わせでも社内サービスの併用による割引が可能となっているのです。
ソフトバンク光の場合の条件
この様にワイモバイルではソフトバンク光とSoftBank Airのどちらか片方でも契約すれば、ワイモバイルのスマホの割引の適用が可能となります。
が、ここで一つ注意が必要なポイントがあります。
SoftBank Airの場合は、両方の契約がある状態でおうち割(割引の名称)の申請を行えば割引適用可能となるのですが、ソフトバンク光の場合は光側の契約に「おうち割光セット」というオプションに加入する必要があるのです。
といっても、このオプションはソフトバンク光でWi-Fi環境を整える上でどのみち加入が必要になるオプションですので、基本的には問題ありません。
ワイモバイルやソフトバンクのスマホがない状態でこのWi-Fiオプションに加入した場合は月額1,000〜1,500円/月なのですが、スマホとセットで利用することでオプション月額が500円/月になります。
ワイモバイル側の条件
もう一点、ワイモバイル側でも割引適用に関する条件があります。
それは、基本的には大丈夫だと思いますが、スマホプランで契約している携帯である事が条件となっています。
基本的にはワイモバイル利用者のほとんどがスマホプランでの利用かと思いますが、稀にワイモバイルのガラケーでケータイプランSSのプランで契約されている方もいます。
このガラケー専用のプランであるケータイプランSSの場合は、おうち割は適用外となりますので、その点は注意しましょう。
ワイモバイルスマホの割引額
続いては、実際にワイモバイルスマホとネット回線を契約した場合に、どれだけの割引が適用されるかという点についてご紹介していきましょう。
スマホプランSの場合
まずは、スマホプランの中でも一番最小のプランであるスマホプランSの場合について。
スマホプランSの場合のスマホ側の割引額は-500円/月となります。
なので、ワンキュッパ割が適用されている期間におうち割も適用する場合は、スマホプランSのプラン料金だけで言えば税抜きで1,480円/月という金額で利用することができるのです。
スマホプランMの場合
続いてはスマホプランMにおうち割の適用をさせた場合です。
スマホプランMの場合はおうち割の割引額も上昇し、その金額は-700円/月となっています。
スマホプランMのワンキュッパ割適用時の月額が2,980円/月ですので、ここにおうち割の適用をさせれば月額2,280円/月での利用が可能となるのです。
スマホプランLの場合
最後に、一番通信量の上限が多いスマホプランLの場合について。
この場合はスマホプランLの月額自体がかなり大きなものですので、おうち割の割引額の金額も大きく上がり、-1,000円/月の割引額となっています。
現在、ワンキュッパ割適用時のスマホプランLの月額が4,980円/月ですので、これがおうち割適用で3,980円/月と大幅に減額させることが可能となるのです。
適用可能な回線数
おうち割の割引金額のご紹介に併せて、割引が可能な適用回線数についてもご紹介していきましょう!
これは、どういう意味かというと、1契約のソフトバンク光もしくはSoftBank Airに対して、割引が可能なスマホの台数というのは実は無限ではないのです。
上限の回線数というものが存在しており、おうち割に関しては上限は10回線までとなっています。
なので、ソフトバンク光もしくはSoftBank Airを契約している家の中で、ワイモバイルのスマホの契約台数が10台以上の場合は適用外となるのです。
ポイント
ソフトバンク光とSoftBank Airの両方を契約されている場合は、それぞれに対して10台ずつの割引可能台数が設けられていますので、合計20台までは割引可能となります。
スマホの割引可能な範囲について
続いては、このおうち割の中でも一番ややこしい割引が可能な範囲についてのご紹介となります。
この範囲とは、ネット回線側の条件ではなく、スマホ側のプランの話でもなく、誰のスマホまでが適用可能な範囲なのかという内容となります。
同居の家族について
まずは、基本的な内容である同居している家族について。
これは当然のことながら、スマホの割引は可能でございます。
ネット回線の契約者がその家の誰であっても、10台までであれば割引適用可能です。
別居している家族について
続いては、家族ではあるが一人暮らしなどで異なる住所に住んでいる場合について。
ワイモバイルのおうち割に関しては、この場合であっても全く問題はありません。
おうち割の適用時に、ソフトバンク光もしくはSoftBank Airの契約者情報の照会が必要になりますが、それ以外はなんの問題もなく適用が可能となります。
自分名義の複数のスマホ
次は、自分名義のスマホを複数代所有されている場合です。
この場合は、ちょっと適用できるか怪しいと思われるかもしれませんが大丈夫です。
同じ名義であることはおうち割の適用において、なんの障害にもなりませんので、そのままおうち割の適用が可能です。
ルームシェアや同棲について
続いてはルームシェアや同棲などで、家族ではないけどソフトバンク光などのネット回線を契約している住所に住んでいる人のワイモバイルスマホの割引について。
この場合は、ある条件を満たすことで、他人であっても割引の適用が可能となります。
その条件とは、ネット回線を契約している住所が記載されている住民票を提示することです。
すなわち、区役所等でその住所に住所変更が完了していることが条件となるのです。
なお、この場合は変更後の住所が記載の住民票の提出が必要になりますので、住民票の所得に300円ほど必要になりますので、その点はご注意ください。
ワイモバイルのおうち割について
以上がワイモバイルのスマホで割引が可能なネット回線、ソフトバンク光とSoftBank Airに関する情報となります。
どちらのネット回線もワイモバイルと同じくソフトバンクが提供しているサービスですので、一般的なセット利用による割引と考えると分かりやすいでしょう。
ただ、前述でもご紹介の通り、ネット回線側ではソフトバンク光の場合に、そしてワイモバイル側に関してはプランに割引適用のために条件がありますので、その点は間違わないように注意しましょう。